先日記事を書いたとおり、娘のIQは田中ビネーで80台半ばです。(6歳時点)
3歳半で初めて発達検査(K式)を受けたときは、70未満で、軽度知的障害領域でした。
正常域までは伸びていないけど、15以上伸びたことにはなります。
自閉症児の中には、就学までに、IQが劇的に伸びる子がいる・・・という話はよく聞きます。
これをやって伸びました!といった話も。
娘の場合、伸びたのは理由は何なのかな?と考えてみました。
(以下、専門家でない人間が推論した内容になりますので、ご了承下さい)
伸びた理由(娘の場合)
娘に関しては、知育・療育の効果でIQが伸びたのかというと・・・そうではないですね(^^;)
3歳半の発達検査では、特性が数値を押し下げていたからです。
娘の場合は、主に以下のような問題がありました。
・マイペース
指示を聞かずに、自分がやりたいようにやってしまう。
・意図を読み取る力が弱い
相手が何を求めているのかが分からない。初めての課題にめっぽう弱い。
・集中力がない
後半は集中力が切れて、まともに答えられていなかった。
このような特性により、3歳半の検査では、本来はできるはずなのに検査では正解に至らない、という課題が多数でてきてしまいました。
年齢が上がって上記の特性が抑えられた結果、実力を発揮できるようになり、数値が伸びたのだと考えています。
正常域まで伸びなかった理由
就学までに数値が劇的に伸びる子というのは、K式検査における言語・社会が低く、認知・適応が高い、というタイプの子が多いのかな?という気がします。
こういった子は、発達が遅れていた言語面が年相応に追い付くことで、劇的に数値が伸びるんですよね。
娘の場合は、言語・社会が高く(半年遅れ)、認知・適応が低い(1年半遅れ)タイプの凸凹でした。
言語が低いタイプの子に比べ、もともと伸びしろが小さかったのかな?と考えています。
3歳半当時、この言語・社会が高く、認知・適応が低いタイプの子のその後について調べたものの、いまいち情報を得られませんでした。
結局、このタイプでもIQが10以上は上がったケースがありますよ~とご報告させていただきます。
知育・療育の効果は?
娘のIQが伸びたのは、単に、特性が数値を押し下げていたから・・・。
では、知育・療育の効果はないのかというと・・・やっぱりあるとは思います!!
でも、科学的な根拠があるかというと、それはなくて・・・
どれくらいが知育・療育の効果なのか示せないのは残念です。
言語が低い子は、言語訓練などで言語面の発達を促すことで、就学までに伸びるケースも多いわけですしね。
娘も、何もせずにボケーっと日々を過ごしていたら、ここまで伸びなかった気もします(^^;)
3,4歳の頃は、それなりに知育的なことに取り組めたのですが、やって良かったと思っています。
(そして5歳、6歳でももう少し頑張ったらもう少し伸びていたのかな・・・という心残りはあります。)
そんな感じです~。
WISCを受けたらまた数値も下がるかもしれませんが(^^;)
我が家のケースについての、レポでした!
お読みいただきありがとうございました。
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