発達障害が知的な遅れをともなう場合もあると知らない人も多い!?
先日の記事の中で、
「知的に正常じゃないという部分が(私にとって)重たい」と書いたのですが、そのことに関連した話題。
一般的に、「発達障害が、知的な遅れをともなう場合もある」ということを、理解していない人が多いと思いませんか!?
私の場合
実は私も、その1人でした。
娘の発達が気になりだしたのは、3歳過ぎのことでした。
息子(下の子)出産のために産休に入り、保育園へのお迎えの時間が早くなったことで、初めて集団の中での娘の様子を目の当たりにしたんですよね。
周りの子と比べて、遊びに集中できずにフラフラしている、友達とのかかわりがない・・・おかしい!!とようやく気づいて。
娘は、発達障害なのではないか?と考えるようになりました。(産前産後の時期なので、精神的に地獄でしたよ。涙)
でも、知的な遅れはないと思いこんでいたんです。
言葉の遅れはないし、パズルとかもできていたし、記憶力も良かったから。
絵本の丸暗記とか、、(発達障害児あるある!?笑)
でもその後、初めての発達検査のあと、医師から、
「軽度の遅れです」
と言われることになるのです。
私は、
「知的な遅れもあるんですか?」
と聞きました。
医師は言いにくそうに
「知的な面も含めた遅れです」
と。
理解していないと、こんな質問をしてしまうんですよね〜。
発達障害で、知的な遅れをともなうケース、少なくないということ、、、。
言葉が出ているから、パズルができているから、記憶力が良いから知的に問題がない、というわけではないこと、、、。
全然理解していませんでした。
発達障害は覚悟していたけど、知的な遅れは全くの想定外だったので、相当ショックでしたよね〜・・・。
(まぁ低年齢で受ける発達検査は、集中力がなかったり、マイペース過ぎたり、特性が数値を押し下げるケースも少なくないのでしょうが、、それはまた別の話で)
一般的にも。
上記は私の事例ですが、一般的にも、発達障害当事者や発達障害者の親族がいる人、専門家を除くと、やはり理解している人は少ないように思います。
発達障害の認知度が上がってきたからこそ。
発達障害は発達障害で、知的障害とは切り離して考えている人が多いのかなと。(もちろん別は別なんだけど〜)
私も友人に説明するときも、子どもが発達障害で〜、、としか言いません。
知的には正常だと思われるだろうな〜と思うけど、いちいち説明するのが面倒だし^^;
うちの実親も、いつも「娘は普通の子にしか見えない。」と言って分かってくれないので、「発達障害者の中には知的障害を併発している人もいて、うちの娘も境界知能なので知能が普通の子より低いのよ。(全然普通じゃないの)」という説明はしましたが、どこまで理解してくれたかしら。
そもそも、世間では、支援級には知的支援級と情緒支援級があるということも知らない人が大半かもしれないし。
私たちが当たり前に使っている、K式も田中ビネーもウィスクという用語なども、知らない人が大半だろうし。
そう考えると、子どもが発達障害で生まれたおかげで、初めて知ること、学ぶことってたくさんあるな〜と。
子どもが診断受けてはじめて、自分も特性あるなぁ〜と、気づいたりね。
いや〜勉強になりますね^^;
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