自立までの見通し、、甘かった?
リタリコの個別相談(2回目)を受けた、我が家。(沼にハマってます。笑)
2回目では、将来的に収支はどうなるか、家計のシミュレーションをしてもらうために、家計の状況や今後想定される支出に関するヒアリングがありました。
(勉強会や個別相談を行っているのは、株式会社リタリコという会社の中の、リタリコライフという事業。無料で個別相談を受ける中で、相談者に必要なサービスがあれば紹介し、契約までいけばリタリコライフに仲介料が入る仕組みとのこと。紹介はするけど、契約を強制されることはないとのこと。シミュレーションまでしてもらうのは申し訳ないと言って断ろうとしましたが、シミュレーションまではぜひ!とのことで、少し興味もあったのでお願いすることにしました(^^;))
その中で、教育費を試算するために、想定される子どもの進路をシートに入力する必要がありました。
一応、高く見積もっておいた方が良いので、娘の高校については、私立の通信制高校を想定。
で、その後はどうなるのかな?と思い、
「通信制高校の後に、専門学校に行く場合もありますか?すぐに就労というのは現実的でしょうか?」
と尋ねたところ、担当者さんからは以下のような話が。
「大学や専門学校に行く場合もありますが、通信制高校を出ていきなり就労というのは、難しい場合もあります(発達障害等の場合)。通信制高校は職業訓練をする場所じゃないので。職業訓練を受けたいなら、高等特別支援学校になりますね。」
「通信制高校を出たあとに、就労移行支援事業所で職業訓練を受けて、働くスキルを身に着けて、徐々に社会に出ていくという場合もあります。」
そして、働くにしても、週3ぐらいから始めて、慣れてから働く時間を増やしていったりと、時間をかけて自立していくケースも少なくないということで、高校卒業後の数年間は、自立に向けた援助費用の支出も見込んで収支をシミュレーションしてもらうことになりました。
この話を聞いて、軽く衝撃を受けました。
自立のための援助費用は覚悟していたけど、就労移行支援を使う場合もあるのか、、、!と。
※ちなみに、就労移行支援とは↓
就労移行支援とは障害をお持ちの方・難病のある方が一般企業に就職するために必要な「訓練の提供・就職活動の支援・定着の支援」などをおこなう原則「通所型」の行政サービスです。
「障害者総合支援法」(正式名称「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」)の「障害福祉サービス」の一つとして定められています。
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もちろん、発達障害の診断を受けている全ての人が、上記のような経過をたどるということはないです!
発達特性も、障害の程度も、本当に人それぞれなので、スムーズに就労できている人もたくさんいらっしゃると思います!
が、スムーズにいかない人も少なくない…という話ですね。
娘が通信制高校などに入る場合、アルバイトなどで社会経験を積んでそのまま社会に出てもらうことを考えていた私は、自分の見通しが甘かったのかもしれない…と、戸惑ったのでした。
確かに、職業訓練を受けた方が、安心して社会に出れるとは思う。(娘の場合)
(自立のための援助費用は想定していたものの)できれば、就労系の障害福祉サービスは使わずに就労できたら良いなと、、。ぼんやりとそんなことを考えていたのですが、使う必要性がでてくる可能性、使った方が良い場合もあるということを、理解しておかないといけないなと、、。
そんな風に感じました。
おわりに
私の見通しが甘い可能性があるのかも!?というお話でした。
繰り返しで恐縮ですが、みんながそう、絶対そう、娘もそうなる、という話ではなく…そういうケースもある、というだけの話なので、その点ご了承下さいm(_ _)m
リタリコさんは、リタリコワークスという就労移行支援事業をされていることもあって、就労移行支援事業での職業訓練を経て社会に出るケースのお話が出たのかなとも思います。
と言いますか、そもそも高等特別支援学校に行かずに障害者雇用を目指すとなると、自ずと就労移行支援事業を利用することになるのかな?
無知ですみません、、、ボチボチ勉強していきます。
今から親がアレコレ考えても仕方がないという意見もあるかもしれませんが、情報を持つことで、子どもが行き詰まったときや悩んだときも冷静に、適切な助言や情報提供ができるようになるし、先のことを考える中で、今やるべきことが見えてくることもあると思うので、、
私は今からいろんな可能性を想定しつつ、少しずつ情報収集していきたいと思っています。
(世の中の勉強にもなるし!)
お読みいただきありがとうございました!
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