先日、就学相談の過程で、先のことを全然考えてなかったことに気づき不勉強を反省した、といったことについて書きました。
実はその後すぐに、療育手帳なしで特別支援学校高等部に行けるのか、といったことについては教育センターに問い合わせは済ませています。
今回は、その問い合わせた結果についてレポします。
※うちの県の事例です!!
問い合わせ内容
就学に関する相談窓口である教育センターに、「療育手帳を取得できない境界知能の子どもも、特別支援学校高等部を受験する資格はあるか?」
について問い合わせました。
知的支援級に行くことで、中学卒業後に行き場がなくなってしまわないか不安になったため、希望を出す前に確認しました。
担当者の回答
担当者の方の反応は、
「え、、9年後の話ですよね?」
といった感じで、先の話過ぎて戸惑われていましたが、
「9年後はどうなってるか分かりませんよ!あくまでも、今の制度ですよ!」
と念押しをした上で、説明して下さいました。
以下、担当者の方の回答です。
受験資格者は、まず、
障害が「学校教育法施行令第22条の3に示す区分及び程度に該当する者」
とされている。
(うちの県の場合)現行では、知的障害の区分でこれに該当するのは
①特別支援学校中等部に在籍している者
②普通の中学校の特別支援学級(知的支援級)に在籍している者
としている。
では、中学校が通常学級の場合、対象外になるかというと必ずしもそうではない。
審査会で審査にかけ、認められれば受験ができる。
以上。
こんな情報も。
担当者さんはさらに続けて、こんな情報も教えて下さいました。
「(うちの自治体の)中学校の知的支援級の卒業生のうち、特別支援学校高等部に進学しているのは、、半数ですよ。」
「残りの半数は、普通高校に進学していますよ。」
え〜そうなんですね!!
今となっては、その普通高校というのは大半が通信制とか定時制なのか、それとも全日制の普通高校に進学する人もいるのか、聞けば良かった〜!と思うのですが、その時はそこまで気が回らず、聞けませんでした。
またそのうち聞いてみようと思っています。
あくまでも一例です!
教育センターに問い合わせた結果、上記のとおり、
・うちの県の場合、現行では中学校で知的支援級在席なら療育手帳がなくても特別支援学校高等部の受験が可能である
・中学校の知的支援級の卒業生の半数は、普通高校に進学し、残りの半数が特別支援学校高等部に進学している
という、2つの情報を入手することができました!
なお、これはうちの地域の話であくまでも一例なのでご注意下さい!
(療育手帳がないと特別支援学校高等部を受けられない地域もあるとか??)
全っっっっっく分からなかった先のことが少し分かり、また、境界知能で知的支援級在席の場合でも、中学卒業後の進学先がなくなるわけではないということが分かり、だいぶ安堵したのを覚えています。
ただ、やはりまだまだ情報不足で^^;
あと、制度が変わったりすることもあるので、要注意ですね。
これから将来に向けて、焦らず、着実に情報収集を進めていきたいです(^^)
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